TOS RMT 防衛戦特化型のアーチャービルド「サッパーキャノン」の紹介

やっちはソードマンから始めて、その後ウィザードを2人ほど作った。で、ギルドでよく防衛戦に行くことが多いようで、やっちもそろそろ防衛戦である程度戦力になれるビルドを組む必要が出てきた。

手持ちのリンソマやウィズエレウォでは正直言ってあまりいい戦力にはならないのです。ということで、この記事ではやっちが現在進行中で育成中の防衛戦特化型ビルド「サッパーキャノン」を詳しく解説してみる。

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TOS RMT の情報から、「防衛戦特化型のアーチャービルド「サッパーキャノン」の紹介」について、見つけました。
皆様に紹介させていただきます。

サッパーキャノンのコンセプト

防衛戦で求められる能力は簡単に言えば「TOS 火力」である。ただ、できれば範囲火力の方が欲しい。 ウィズエレウォではダメなのか?…という点だが、既に手持ちのウィズエレウォで防衛戦を試したことがあるが、楽しくないしやはり不足でした。

主力のフロストクラウドは15体制限が邪魔くさいし、ポールオブアゴニーは範囲が狭すぎて火力が限定的。なのでやっちは手持ちのキャラを凌駕する範囲火力特化型のビルドを作ることにした。

ということで…。

  1. スウィフトステップ特性による期待ダメージの上昇
  2. マルチショットという優れた単体火力(と同時に範囲火力)
  3. ブルームトラップというAOE無制限の範囲火力と、短い実質CD
  4. サークリングによるAOE増大
  5. キャノン系の範囲火力とぶっ飛ばし効果

主にこの5つを目的としたビルドを作ります。名前は「サッパーキャノン」とした。とにかく同時に相手できる敵の数を増やすことに重きを置いているのが特徴です。

防衛戦特化型アーチャー「サッパーキャノン」

ステータスの振り方

敏捷(DEX):最優先

アーチャーの場合、DEX極振りを行ったときの期待クリティカル率は概ね60%に収まります。期待回避率は装備にもよりますが、だいたい55~65%になる。怖いところは、極振りをやめた途端に、これらの期待値は低下を始めること。

つまり、極振りをすると決めたら途中でやめるのは非合理的。気にせずにガンガンDEXを振ります。やっちも今、DEXに振り続けています。

 STRやCONはいらないの?

 

装備との相談になる。STRを振る理由は、基本的な攻撃力が欲しいためだけど、それって武器の性能で補えば良い話。レッドジェム(イエロージェムも可)や、魔法付与スクロールなど、いくらでも補う方法はある。

CONも同じです。HPが足りないと感じるなら、魔法付与スクロールや、防具にイエロージェムやブルージェムを入れて防御力を補えばいい話。それに対して、DEXは装備で補いづらいんですね。だから、DEXを最優先する。

→ DEX極は合理的?クリティカル確率を徹底解説してみる

アーチャーC1

スキル構成

 

Rank1

マルチショット フルドロー スウィフトステップ オブリークショット
Lv5 Lv4 Lv5 Lv1

スウィフトステップはアーチャーを象徴する強バフスキル。非常に有用性が高いので振らざるをえないスキルなんです。

  • 歩きながら攻撃をするときの歩行速度アップ
  • 回避増加
  • クリティカル特性が強烈(自分のクリ発生を最大で25%増加させる)

クリティカル発生確率に大きな影響を持つステータス「クリティカル発生」を増やせる特性があるのが、特に強力。Lv7以上は好みで良いかと(CDと持続時間がつながるため)。

マルチショットは今回のビルドで多用する攻撃スキル。いわゆる連射スキルで、スキルLVが1あがるごとに、連射回数が1ずつ増える。とにかく使えるのでMAX推奨。

フルドローは基本的にノックバック用に使うことが多い。割りと便利なスキルで、パーティープレイで重宝するときもある。

オブリークショットは序盤育成で活躍する攻撃スキル。敵2体にヒットするスキルで、CDは0秒だ。アーチャーって楽だ…と思うスキル。ただし、中盤~後半になると火力不足に陥るため、LV2以上は振らなくていい。

取りたい特性スキル効果最大LVコスト備考
両手弓マスタリー 特性Lv1ごとに、空中型Mobへのダメージ20%追加 5 20000 両手弓装備時
片手弓マスタリー 特性Lv1ごとに、敵の防御力を5%無視 5 20000 片手弓装備時
レザーマスタリー レザー系の防具を3つ装備すると、回避がアップする。4つ装備すると、特性で上昇した回避が50%アップする。 50 762500
最大バフ数アップ 上段バフの上限が1増加 1 10000
マルチショット:強化 特性Lv1ごとにダメージ1%追加 100 Lv50:約40万 Lv75:約227万 Lv100:約1238万
マルチショット:クリティカル マルチショットのクリティカル確率が1.5%ずつアップ 5 2800 消費SP+4
フルドロー:防御ダウン フルドローに刺さった敵の物理防御力を10%ずつ低下 5 2800 消費SP+5
オブリークショット:スロー スウィフトステップ中に攻撃すると、特性Lv1ごとに5%の確率で7秒間スロー状態に 5 2800 消費SP+5

アーチャーC2

スキル構成

 

Rank2

マルチショット ニーリングショット スウィフトステップ ヘヴィーショット
Lv10 Lv5 Lv10 Lv1

引き続きスウィフトステップを振ります。マルチショットも同様。

ニーリングショットは座りながら射撃するスキルで、一般攻撃の攻撃力・攻撃速度・射程を伸ばす。

ヘヴィーショットはノックバックに役立つスキル。とりあえずLv1だけ取っておく。

取りたい特性スキル効果最大LVコスト備考
スウィフトステップ:クリティカル 効果時間中、特性Lv1ごとに自分のクリティカル発生が5%アップ 5 9350 CD+5秒 / 消費SP+5
マルチショット:クイックチャージ チャージ時間を半減 1 2070 CD+3秒
ニーリングショット:強化 特性Lv1ごとに物理攻撃力アップ効果が1増加 50 206000
ニーリングショット:クリティカル発生 特性Lv1ごとに、スキル持続中のクリティカル発生を2%増加 5 9350 消費SP+5

サッパーC1

スキル構成
Rank3 ステイクスタッケイド クレイモア デトネイトトラップ
Lv5 Lv5 Lv1

ステイクスタッケイドは防御壁のようなモノを設置するスキル。接触するとダメージを与える性質があるので、敵の近くに設置することでそのまま攻撃スキルになる。ちなみに、敵を前後に動かすスキルと非常に相性が良い。

例えば、フロストピラーのようなスキルの近くで使うと敵が揺れてステイクスタッケイドに接触する回数が増えるので与えられるダメージが増える。とは言ってもそこまで主力ではない…けれど、他に振るスキルが無いので振っておきます。

クレイモアは1発300シルバーを消耗して、爆発を起こすスキル。個人的に非常に好きなスキルです。爆発のエフェクトは派手だし、発動までのモーションもそれっぽくていい感じ。威力もなんだかんだ大きい。欠点はCDが長いことと、300シルバーというコスト。

デトネイトトラップは魔法陣を除去できる便利スキル。それが目的なのでLv1だけ取っておく。

パンジステイクは元々はLv1だけ取る予定でしたが、とある連携コンボ※(というより不具合だったらしい)が使えなくなったため完全に無視します…。

※とある連携コンボとは、クォレルシューターの「スキャッターカルトロップ」を組み合わせると、何度もヒット判定が発生してすさまじい連続ダメージを出せるという、あの技です。
取りたい特性スキル効果最大LVコスト備考
最大所持重量増加 特性Lv1ごとに最大所持重量を20増加 10 52500
ステイクスタッケイド:強化 特性Lv1ごとにダメージ1%追加 100 Lv50:約122万 Lv75:約681万 Lv100:約3710万
クレイモア:強化 特性Lv1ごとにダメージ1%追加 100 Lv50:約122万 Lv75:約681万 Lv100:約3710万
クレイモア:スプラッシュ 特性Lv1ごとに、AOEを1増加 3 16320 消費SP+7
クレイモア:空中適正 特性Lv1ごとに、空中型Mobに対するダメージ10%増加 5 25800 消費SP+5

サッパーC2

スキル構成
Rank4 ステイクスタッケイド クレイモア ブルームトラップ カーラーボム
Lv10 Lv9 Lv5 Lv5

ブルームトラップは今回のビルドの超主力スキル。無制限のAOEと、15秒という持続時間を持つ、優秀な定点火力スキルだ。しかし、最大の欠点がやはり空中型Mobにヒットしないこと。ボスには例外なくヒットするので、両手弓マスタリと併用するとだいたい1位をとれます。

カーラーボムはやや使い勝手が変わったスキル。細かい説明を抜きにして言うと、敵が密集していればいるほど、高いダメージを期待できる。逆に相手の数が少ないと期待できるダメージはかなりしょんぼりした水準に落ち着きます。

ただし、このビルドは防衛戦で運用することを前提にしているのでカーラーボムの性質は全く問題にならない。防衛戦は終盤の敵の湧き方が尋常じゃないので、カーラーボムとの相性は最高です。

取りたい特性スキル効果最大LVコスト備考
ブルームトラップ:強化 特性Lv1ごとにダメージ1%追加 100 Lv50:約162万 Lv75:約908万 Lv100:約4952万
ブルームトラップ:回転速度 特性Lv1ごとに、回転時間を0.3減少、回転回数を0.8増加させる 3 38310 消費SP+6
カーラーボム:強化 特性Lv1ごとにダメージ1%追加 100 Lv50:約162万 Lv75:約908万 Lv100:約4952万

サッパーC3

スキル構成
Rank5 ステイクスタッケイド ブルームトラップ カーラーボム
Lv15 Lv10 Lv10

引き続き、ブルームトラップとカーラーボムに振る。あとは好みで良いです。クレイモアが気に入ったならもっと振っていいし、ステイクスタッケイドに振ってもいいだろう。やっちは防衛戦を考慮しているので、ステイクを重視してMAXまで振ります。

サッパーC3のスキルであるスパイクシューターは、C2で覚えたスキルと比べると圧倒的に使いづらいので無視してかまわない。

ファルコナーC1

スキル構成
Rank6 コーリング ルースト サークリング ホバリング ハンギングショット
Lv1 Lv1 Lv5 Lv5 Lv3

基本的にサークリングが目当てなので、他のスキルの説明は省きます。

サークリングは範囲内の敵の広域防御比率(AOE防御比率)を、スキルLvと同じ数値だけ減少させる効果を持つ。そして、モンスターは1~3の広域防御比率を持っており、4以上持つ敵はほぼ存在しない。

ということは、このスキルを使うことで敵の広域防御比率は完全に0になる。AOEは引き算なので、敵の広域防御比率が低いほど同時にヒットさせられる数は増える。非常に有用。

AOEが重視されるクラスを使う場合、このサークリング目的でよくファルコナーは経由されます。例えばメルゲンなどもそうですね。

ということでサークリングをLv5にしたら、あとは基本的なスキルと攻撃スキルに適当に振っておくだけ。

取りたい特性スキル効果最大LVコスト備考
コンパニオンマスタリ:根気 コンパニオンのスタミナ消費周期を10秒増加 5 20000
サークリング:無効化ダウン 範囲内の敵は、特性Lv1ごとに攻撃を無効化する確率が5%ダウン 4 197200 消費SP+4
ホバリング:持続 特性Lv1ごとに、持続時間が3秒増加 3 152850 消費SP+4

キャノニアC1

スキル構成
Rank7 キャノンショット シュートダウン シーズバースト キャノンブラスト
Lv5 Lv1 Lv1 Lv5

キャノニアは攻撃スキルだけで構成されるクラス。どのスキルにも「AOE増加」が入っていて、範囲火力に特化されているのが特徴。ファルコナーと相性が良いのは、AOE効率を大幅に高めることが出来るから。

キャノンショットはCD5秒、AOE+7、地上に対して有効な攻撃スキル。連射できるのが強みだが、フレッチャー同様「湯水のようにSPを消費してしまう」特徴があるので、コスパは期待しないこと。空中型に使うとダメージ50%という欠点があるが。

シュートダウンはキャノンショットの空中用。ちなみにデバフがあり、このデバフを掛けるとキャノンショットでも100%のダメージを与えられるように。ただ、優先度はそこまで高くない。デバフ用で良いと思います。

シーズバーストは弾道ミサイル的な攻撃スキルだが、キャノニアは更に上のスキルが存在するのでこちらはノックダウン用として割り切る。防衛戦で敵がワラワラと湧いてきたら、シーズバーストで吹き飛ばせばいい。

キャノンブラストはキャノニアの主力スキル。まぁまぁな範囲と、高い威力が特徴。少しCDが長いのが気になる部分。それでもファルコナーを組み合わせて10体以上の敵にダメージをばら撒けるのは優秀。

 ニーリングショットについて

 

12月1日、韓国のアップデートで煙幕弾をのぞく、すべてのスキルでニーリングショットと併用可能になった。これは楽しみ…。

取りたい特性スキル効果最大LVコスト備考
キャノンマスタリ:貫通 特性Lv1ごとに、ブロック貫通率を6%増加 10 52500
最大所持重量増加 特性Lv1ごとに最大所持重量を20増加 10 52500
キャノンショット:強化 特性Lv1ごとにダメージ1%追加 100 Lv50:約284万 Lv75:約1589万 Lv100:約8667万
シュートダウン:墜落 飛行型Mobを攻撃すると墜落させる。(効果時間は 4+(特性Lv-1)*1.8秒) 5 422900 消費SP+6
墜落したMobはキャノンショットで追加ダメージを受けるようになる
シーズバースト:射程増加 特性Lv1ごとに、射程を25増加 4 352320 消費SP+12
キャノンブラスト:強化 特性Lv1ごとにダメージ1%追加 100 Lv50:約284万 Lv75:約1589万 Lv100:約8667万
キャノンブラスト:防具破壊 特性Lv1ごとに、7%の確率で10秒間アーマーブレーク効果を付与する 5 422900 消費SP+9

キャノニアC2

スキル構成
Rank8 キャノンショット キャノンブラスト キャノンバラージ
Lv10 Lv10 Lv5

キャノンショットとキャノンブラストに引き続き振る。

キャノンバラージは新たな主力スキル。Lv5時点で1発4950の威力を3ヒットさせる範囲攻撃を行える。OH2で、CD33秒。

煙幕弾は、特性のダメージ50%増加が優秀と見せかけて空中型とボスには効かないという欠陥が…。ダメージ50%のために振るべきかどうかをちょっと考えてみると。

  • キャノンショットLv5→Lv10でダメージは55%増加
  • キャノンブラストはLv5→Lv10でダメージ49.9%増加
  • 煙幕は空中型とボスに効かない

このことを考えると、別に振らなくても…。

バズーカは今回のビルドではランニングショットを習得していないため、シナジーが弱い。よって取る必要はない。手持ちのスキルを次から次へとぶっ放して戦うスタイルで行く。

取りたい特性スキル効果最大LVコスト備考
キャノンバラージ:強化 特性Lv1ごとにダメージ1%追加 100 Lv50:約546万 Lv75:約4265万 Lv100:約32848万
キャノンバラージ:スタン 特性Lv1ごとに、5%の確率で3秒間スタンを付与する 3 2352750 消費SP+9

サッパーキャノンまとめ

防衛戦はとにかく終盤の大量の湧きがすさまじい。サッパーキャノンはブルームトラップやキャノンブラストを始めとした範囲攻撃に特化しているため、防衛戦で非常に役に立つと思われる。少なくとも、やっちのリンソマやウィズエレウォでは、まるで役に立たなかった。

そんなこんなでサッパーキャノンを育成中なんですが、そこに水を差す声が存在するのも現実です。

  • 「超越さえしていれば、別に特化型ビルドじゃなくても火力職であれば余裕」
  • 「R8の攻撃ビルドがパーティーに集まっていれば、案外行ける」
  • 「特化型である必要はそこまで…。」

確かに、アーチャーを育成していて思ったのは、サッパーやキャノニアを選んでる人は非常に少なくて、大抵はアルデダガーを持ちながら片手弓を打つアーチャーの方がずっと多い。このことからも、別に防衛戦のためにわざわざビルドを組む必要はなかったりして…と思い始めています。

客観的に見ると、このビルドは別にそこまで参考にする必要はありません。やっちが好きでやっているアーチャービルドという色合いが強いので、積極的に採用する必要は無いです。

極論、防衛戦は火力があればどうにかなる。超越、魔法付与スクロール、ジェム、強化、特性…これらを駆使した純正の火力特化型ビルドが相手だと、サッパーキャノンでは歯が立たないと考えられるから。

ヒナラインさんが最近説明していた…

この「レンフレ」なんですが本人に「防衛戦で行けるんですか?」と聞いてみたところ「普通に戦えている」と返事が来ました。レンフレは範囲特化ではないが、CD0秒という圧倒的なアドバンテージがある。そのため、敵を一撃で倒せる火力があれば、次から次へと敵を倒せることになる。

よって、現状のTOSの仕様を考えるとサッパーキャノンはあまり賢いビルドでは無いんだよね。火力を超越などを使って補うという条件が存在する場合、前提となるスキルが強ければ強いほど良い。

よく聞く話ですが「いや、このスキルそんなに強くないけど超越やジェムで補えば案外使えるよ?」という意見。これの反論は簡単で「じゃあ、比較対象にしている強いスキルが、同じ条件で超越を使ってきたら絶対に勝てないよね?」ということになってしまう。

そんなこんなで、他の強いスキルやビルドとどうしても比較してしまう人にはオススメしません。…やっちはサッパーキャノン。それなりに楽しんでます。周りに中々見かけないのでやってて楽しいです。

メリットとデメリット

  • 範囲火力がとても優秀
  • 対ボスでもそこそこ戦える
  • アーチャーの中では少数派
  • 防衛戦やGvGで活躍しやすい
  • 爆発など、派手なエフェクトを楽しめる
  • 育成はそれほど苦ではない
  • 消費SPなどランニングコストは良くない
  • 純粋に「火力」を評価基準にすると、もっと上のビルドがある

キャノニアをやってみたい人にはアリなビルドかもしれない。アーチャーはどうしても「レンフレ」や「レンシュシュ」が台頭しているため、相対的にキャノニアなどの評価は低いようですが、そのあたりを気にしない人なら全然アリですよ。

ということで、以上「防衛戦特化型のアーチャービルド・サッパーキャノンの紹介」でした。